イタチ

イタチで屋根裏がうるさい|音の特徴と静かにするまでの手順

イタチで屋根裏がうるさい|音の特徴と静かにするまでの手順|屋根の上のイタチと屋根裏を調査する作業員、騒音と聞き分けのイメージ

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寝ようとすると天井の向こうでトトトッと何かが走り回る。毎晩同じ時間に始まり、静かな部屋に響いて眠れない。そんな状況で調べている方は少なくないはずです。

屋根裏から聞こえる軽くて素早い足音は、イタチが住み着いているサインかもしれません。体は小さいものの動きが速く、夜の静けさのなかでは想像以上に大きく感じられます。

ここで知っておきたいのは、天井を叩いて追い払っても解決しないという点です。その場は静かになりますが、屋根裏の別の場所へ移動しただけで、しばらくすれば音は戻ってきます。

この記事では、イタチの音の特徴と他の動物との聞き分け方、音が増える理由、そして静かになるまでの手順と日数の目安をまとめました。

駆除費用ナビ 編集部 環境省・厚生労働省・国民生活センターなど公的機関の一次情報をもとに、害獣駆除の費用と法制度を調査・執筆しています。

イタチの音は「軽くて素早い」のが特徴

イタチの足音はトトトッと小刻みで軽く、深夜から早朝にかけて集中します。ハクビシンのような重い音ではなく、素早く動き回る音が続くのが特徴です。

イタチの屋根裏の音の4つの特徴。トトトッと小刻みで軽い足音、深夜から早朝に集中する、巣材を掻き回す音や獲物を追う音が混じる、天井裏で反響して実際より大きく聞こえる。軽くて素早い音がイタチの特徴

小刻みで軽い足音が続く

イタチの体はネズミより大きく猫より小さいくらいで、体重も1kg前後です。そのため一歩ごとの音は小さいのですが、動きが速いぶん連続した足音として聞こえます。

ハクビシンやアライグマは体重3kg〜4kgあり、歩くだけでドスドスと重い音が響きます。「重い音か軽い音か」は、動物を絞り込むうえで最初に確認したいポイントです

深夜から早朝に集中する

イタチは夜行性で、日が暮れてから動き始めます。活動が最も活発になるのは深夜帯で、明け方に巣へ戻ると日中はほとんど動きません。

イタチの時間帯別の活動量。日没後の18時から21時に活動を始め、21時から翌3時が最も活発で音のピークになる、3時から6時に巣へ戻り、日中の6時から18時はほとんど動かない。日中に音がするならネズミの可能性が高い

この時間帯は家のなかも静まり返っているため、わずかな音でも耳につきます。「夜だけうるさい」と感じるのは、イタチの活動時間と生活音の少なさが重なるからです。

逆に日中も音がするなら、ネズミなど別の動物の可能性が高くなります。何時ごろに、どのあたりから聞こえたかを数日分メモしておくと、正体を絞り込む材料になります

掻き回す音や獲物を追う音も混じる

聞こえるのは足音だけではありません。巣を作るために断熱材を掻き回す音や、屋根裏にいるネズミや昆虫を追いかけ回す音が混じることもあります。

イタチは肉食寄りの雑食で、小型の哺乳類や鳥を捕食します。屋根裏がエサ場を兼ねている場合、狩りの音まで加わって騒がしくなるわけです。

天井裏で反響して大きく聞こえる

体の大きさのわりに音が大きく感じられるのには理由があります。天井板と屋根の間の空間で音が反響し、増幅されて室内に伝わるためです。

「こんなに大きな音だから相当大きな動物のはず」と考えると、判断を誤る場合があります。音の大きさより、リズムと時間帯に注目してください。

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音だけでは判断できない理由

屋根裏に入り込む動物は複数います。音の重さと時間帯を組み合わせれば候補は絞れますが、音だけで断定するのは避けたほうが無難です

音が聞こえる高さで屋根裏の動物を絞る方法。屋根と軒下ではコウモリ、天井裏ではイタチとハクビシンとアライグマ、壁の中ではネズミとイタチ、床下ではネズミとイタチが入りやすい。音が聞こえる高さで候補が変わる
音が聞こえる高さで候補が変わります

動物5種の音を比較する

それぞれの特徴を表にまとめました。

動物 時間帯・特徴
イタチ トトトッと軽く素早い 深夜に集中。強い獣臭を伴う
ネズミ カサカサと細かく連続 日中も聞こえる。糞が散らばる
ハクビシン・アライグマ ドタドタと重い 夜に集中。大きな糞をため糞する
コウモリ バサバサと羽ばたき音 夕方に出入り。小さく崩れる糞
ガサガサと巣材を動かす音 早朝から日中。鳴き声が特徴的

ネズミとの違いは音の質

最も紛らわしいのがネズミです。どちらも軽い音を立てるため、区別に迷う方が多くなります。

手がかりは音の質と時間帯です。ネズミはカサカサという擦れるような細かい音を立て、日中でも活動します。イタチはトトトッと足を踏み出す音がはっきり聞こえ、深夜に集中するのが特徴です。

また、イタチには強烈な獣臭という決定的な特徴があります。音とあわせて鼻をつく臭いがするなら、ネズミではなくイタチの可能性が高まります

音・臭い・糞の3点で確認する

確実に判断するには、音だけに頼らず複数の証拠を集めることです。臭いの有無、糞の大きさと形、天井のシミの有無を確認してください。

イタチの糞は6mm〜1cmと細長く、動物の毛や骨が混じり、強烈な臭いを放ちます。ベランダや軒下、庭の隅などをチェックしてみましょう。

うるさくなったのは巣ができたサイン

「最近になって急に音が増えた」という場合、屋根裏に巣が作られ、数が増えている可能性があります。単に通り道になっているのとは、状況の深刻さが違うと考えてください。

屋根裏と床下に巣を作る理由

イタチは巣で睡眠を取り、繁殖と子育ても行います。そのため安全な場所を選んで巣を構えるのです。

屋根裏や床下は人がめったに立ち入らず、雨風もしのげます。天敵に襲われる心配もないため、イタチにとっては理想的な条件がそろっているのです。

音が増えたなら繁殖を疑う

イタチの繁殖期は年に1回、春ごろです。温暖な地域では年2回繁殖する例もあり、1度に4〜5頭を産みます。

1匹だった足音がいつのまにか複数分に増えていたら、繁殖が進んでいるサインでしょう。高く小さい鳴き声が混じる場合は、子どもがいる可能性が高くなります

この状態でくん煙剤を焚くと、親だけが逃げて子どもが取り残されるおそれがあります。中で死んでしまえば悪臭と害虫が発生し、壁を壊して回収する工事が必要になりかねません。子どもの気配があるときは、自力での対処をやめて業者に相談してください。

放置すると音は大きくなり続ける

イタチは居心地のよい場所に定住します。エサが取れなくなるか身の危険を感じない限り、自分から出ていくことはありません。

放置した期間だけ個体数は増え、音も大きくなっていきます。同時に糞尿が溜まり、天井のシミや腐食といった建物の被害も進行します。騒音は入口にすぎず、時間が経つほど問題は複合的になっていくのです。


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天井を叩いてはいけない理由

音に悩まされると、つい天井を叩いて追い払いたくなります。ただしこの方法は根本的な解決にならないばかりか、状況を悪くする場合もあります

天井を叩いても解決しない理由。天井を叩くと驚いて一時的に静かになるが、屋根裏の別の場所へ移動するだけで、しばらくすると音が戻ってくる。繰り返すうちに慣れて反応しなくなり、天井板を傷めるリスクもある。根本解決には追い出しと侵入口の封鎖が必要

静かになるのはその場だけ

叩けば驚いて動きを止めますが、それは一時的なものです。屋根裏の別の場所へ移動しただけで、警戒が解ければまた動き始めます。

音のする位置が変わったからといって、出ていったわけではありません。建物内で移動しているだけと考えたほうが実態に近いでしょう。

慣れて反応しなくなる

何度も繰り返すうちに、イタチは音に慣れていきます。「叩かれても危険はない」と学習すれば、やがて反応しなくなるでしょう。

光や超音波の装置も同じ理屈で、慣れると効果が薄れる傾向があります。すでに屋根裏を気に入っている状態では、追い払う難易度はさらに上がるでしょう。

建材を傷めるリスクもある

強く叩けば天井板を傷つけかねません。糞尿で傷んでいる箇所なら、なおさら注意が必要です。

また、驚いたイタチが思わぬ方向へ逃げ込む場合もあります。壁の中や、室内側へ出てきてしまう事故につながる恐れもあるため、慎重に扱ってください。

音を止めるまでの手順と日数

音を止めるには、追い出して侵入口をふさぐところまで進める必要があります。即日で静かにする方法は残念ながらありません

音が止まるまでの流れと日数の目安。音の記録と正体の特定に1日から3日、くん煙剤による追い出しに1日、退去の確認に3日から5日、3センチの隙間までの封鎖に1日から2日、清掃と脱臭に1日から2日。合計で1週間から2週間ほどかかる

5つのステップと日数の目安

まず1〜3日かけて、音の時間帯と場所を記録し、糞や臭いから正体を特定します。次にくん煙剤を焚いて追い出しますが、これは1日で済みます。

そのあと3〜5日かけて退去を確認してください。この工程を急いで封鎖すると、中に残った個体を閉じ込めることになります。屋根裏で死なせてしまえば、悪臭と害虫という別の問題を招きかねません。

退去が確認できたら、1〜2日で侵入口をふさぎます。イタチは直径3cmほどの隙間から入るため、ハクビシンより対象箇所が多くなる点に注意してください。最後に清掃と脱臭を行い、全体で1週間から2週間ほどが目安になります。

眠れないときの当面の対処

解決までの間、少しでも睡眠を確保したい場合の工夫もあります。音の発生源から離れた部屋で寝る、耳栓やホワイトノイズを使うといった方法です。

根本解決にはなりませんが、対処が済むまでの数日をしのぐ手段としては現実的でしょう。無理を続けて体調を崩すより、環境を変えて乗り切るほうが賢明です。

業者に頼む判断基準と費用

次のような状況では、自分で進めるより専門業者に任せたほうが早く片づきます。

自力で難しいケース

  • 子どもの鳴き声が聞こえる、音が複数分に増えている
  • 侵入口が見つからない、または屋根など高所にある
  • くん煙剤を試したのに音が続いている
  • 獣臭が室内まで漂っている
  • 天井にシミができている

イタチは3cmの隙間まで見つけ出す必要があるため、赤外線カメラなどの機材の有無で結果が変わります。屋根裏での作業には踏み抜きの危険もあり、高所作業では転落のリスクも無視できません。

費用と無料調査の使い方

イタチ駆除の費用は被害の程度によって幅があり、軽度なら数万円、脱臭や断熱材の交換まで含めると数十万円規模になるでしょう。

現地調査と見積りを無料で行う業者を選べば、状況の確認と金額の提示まで0円で済みます。正体が分からない段階でも、糞や足跡から動物を特定してもらえるので、まず調査だけ受けてみる進め方もあります。

住んでいる地域で依頼先が絞られる

音の問題は、眠れない日が続くほど切実になります。ところが業者は全国どこでも同じように選べるわけではなく、住んでいる都道府県によって候補が変わります。イタチはどちらの会社でも扱っていますが、受け付けている地域が違います。

項目 ハウスガード24(関東害獣駆除センター) 街角害獣駆除相談所
受付 24時間受付。最短30分での駆けつけに対応 フォームは24時間、電話は8:00〜20:00
対応エリア 東京・千葉・埼玉・神奈川・群馬・茨城・栃木の1都6県 東京・神奈川・千葉・埼玉・宮城・愛知・岐阜・三重・石川・富山・福井・大阪・兵庫・奈良・京都の15都府県
対応する害獣 ネズミ・コウモリ・イタチ・ハクビシン・アライグマ ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマ(コウモリは対象外)
依頼の形 自社で施工する。リフォーム会社のため住宅の修繕も同時に頼める 一級建築士事務所など複数の施工会社から紹介を受ける
運営会社 SAKI-X株式会社 トラベルブック株式会社
現地調査・見積り 無料 無料

重なっているのは東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県だけです。群馬・茨城・栃木にお住まいならハウスガード24、東海・北陸・関西にお住まいなら街角害獣駆除相談所、という形で候補が決まります。

音を早く止めたい場合は、受付時間も見ておくとよいでしょう。深夜に音で目が覚めたその場で連絡を入れたいなら、24時間受け付けているハウスガード24のような窓口のほうが動きやすくなります。

ハウスガード24に無料で相談する

運営はSAKI-X株式会社です。対応エリアは関東1都6県で、現地調査とお見積りは無料です。イタチで屋根裏がうるさい|音の特徴と静かにするまでの手順

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運営はトラベルブック株式会社です。現地調査とお見積りは無料で、対応エリアは15都府県となっています。

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屋根裏の騒音に関するよくある質問

音がしなくなれば出ていったと考えてよいですか?

断定はできません。屋根裏の別の場所へ移動しただけの場合や、たまたま活動が落ち着いているだけの場合もあります。侵入口をふさぐ前には、数日かけて出入りの有無を確かめてください。

超音波の装置で音を止められますか?

一時的な効果は期待できますが、慣れると効かなくなる傾向があります。設置しただけで解決した例は多くありません。追い出しと封鎖の補助として考えるのが現実的でしょう。

罠を仕掛けて捕獲してもいいですか?

できません。イタチは鳥獣保護管理法で保護されており、無許可の捕獲は1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります。とくにメスは、狩猟鳥獣にあたらないため狩猟期間中でも捕獲できません。追い出しと侵入口の封鎖であれば許可は不要です。

賃貸の場合は誰が対処しますか?

建物の管理責任は基本的に貸主側にあります。まずは管理会社や大家に連絡し、状況を伝えて対応を相談してください。自己判断で工事を進めると、費用負担で揉める原因になります。

音以外に健康被害はありますか?

あります。糞尿には人にうつる病原体が含まれている可能性があり、厚生労働省も動物由来感染症について注意を呼びかけました。イタチに寄生するノミやダニが室内に降りてきて刺される被害も起こります。

まとめ:叩くのではなく、追い出して封鎖する

屋根裏でトトトッと軽く素早い足音が深夜に集中するなら、イタチの可能性が高くなります。強い獣臭を伴う点も特徴で、日中も音がするならネズミ、重い足音ならハクビシンやアライグマが候補になるでしょう。

音が増えたと感じたら、巣ができて繁殖が進んでいるサインかもしれません。放置しても自分から出ていくことはなく、糞尿による建物被害も並行して進みます。

天井を叩く方法は、その場しのぎにしかなりません。音を止めるには、正体の特定から追い出し、3cmを基準にした封鎖、そして清掃と脱臭まで進める必要があります。全体で1週間から2週間が目安です。子どもの声がする、侵入口が見つからないといった場合は、調査と見積りが無料の業者に相談してみてください。