ネズミ

天井裏の足音の正体|音と時間帯でわかる動物の見分け方

天井裏の足音の正体|音と時間帯でわかる動物の見分け方|木造家屋の天井裏にいるネズミ・イタチ・ハクビシン・コウモリと足あとマーク、時計のイメージ

【PR】この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載している事業者の情報は、各社の公式サイトの記載にもとづいています。

寝室の明かりを消したあと、天井の向こうで何かが動いている。気のせいかと思って聞き耳を立てると、今度ははっきりと足音が伝わってくる。そんな夜を過ごしている方は少なくありません。

正体が分からないままだと、対処のしようがありません。ホームセンターで忌避剤を買ってきても、相手が違えば効かないからです。最初にやるべきは、駆除でも掃除でもなく「何がいるのかを絞り込むこと」です

幸い、手がかりは十分にあります。音の重さと、聞こえてくる時間帯。この2つを組み合わせるだけで、候補はかなり狭まります。そこに糞や臭いといった裏付けを重ねれば、業者に相談する前でもおおよその見当がつきます。

この記事では、判定の手順を順を追って整理しました。あわせて、動物ではない音との切り分け方や、確認するときに絶対に避けてほしい行動もお伝えします。

駆除費用ナビ 編集部 環境省・厚生労働省・国民生活センターなど公的機関の一次情報をもとに、害獣駆除の費用と法制度を調査・執筆しています。

足音は「重さ」と「時間帯」の2軸で絞り込む

天井裏に入り込む動物は、それほど種類が多いわけではありません。ネズミ、イタチやテン、ハクビシン、アライグマ、コウモリ。この5系統を押さえておけば、ほとんどの場面に対応できます。

まずは下のチェックで、候補を絞り込んでみてください。

足音から正体をしぼり込む
音の重さと時間帯で、候補を絞り込めます

Q1足音の重さは、どちらに近いですか。

この診断は、公開されている一般的な特徴をもとにした目安です。音だけで断定はできないため、糞や臭いなど別の手がかりとあわせて判断してください。

足音の質と時間帯でわかる判定。カサカサという音が深夜ならネズミ、ドタドタと夜通しならイタチやテン、ドスドスと夜間ならハクビシン、ドスンドスンと昼間も聞こえるならアライグマ、羽音が日没直後ならコウモリ

軽くて速い音ならネズミ

カサカサ、チョロチョロといった軽い音が中心なら、まずネズミを疑ってください。体重が数十グラムから数百グラム程度しかないため、天井板を踏んでも大きな音にはなりません。

かじる習性があるので、足音に混じってカリカリ、ゴリゴリという硬い音が聞こえることもあります。この「かじり音」が混じるのは、5系統のなかでネズミだけの特徴です

素早く駆け回る音ならイタチやテン

ドタドタと勢いよく走り回る音がするなら、イタチやテンの可能性が高まります。細長い体で天井裏を移動するため、ネズミより明らかに重く、それでいて動きは俊敏です。

両者は姿も足音もよく似ており、音だけで区別するのは困難です。実際の現場でも、糞や体毛を確認したうえで判断しています。

重く歩く音ならハクビシンかアライグマ

ドスドス、ドスンドスンと床が響くような音であれば、体の大きな動物が入り込んでいます。ハクビシンは猫ほどの大きさで、アライグマにはそれを上回る個体もいるでしょう。

この重さの足音が続いている場合、天井板が糞尿の重みで傷んでいる可能性があります。シミが出ていないか、下から目視で確認してみてください。

羽音と甲高い声ならコウモリ

バタバタという羽ばたきに、キーキーという甲高い声が混じるならコウモリです。歩き回る音とは質が違い、平面を移動するというより、狭い空間で羽を打ちつけるような響き方をします。

そして何より、聞こえ始める時刻がはっきりしている点が決め手になります。この点は次の章で詳しく取り上げましょう。

天井裏の足音の正体|音と時間帯でわかる動物の見分け方

提供:害獣プロガード(PR)

まずは無料で相談してみる

被害の範囲や修繕の要否で費用は大きく変わります。電話でもメールでも、状況を伝えるところから始められます。

  • 現地調査・お見積り0円
  • 24時間365日受付・最短30分で対応
  • 初回のお見積りから追加費用なし

害獣プロガードに無料で相談する(現地調査も0円)

対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山です。

時間帯だけでも候補は半分に減る

音の擬音は主観が入りますが、時刻は客観的に記録できます。3日ほど「何時ごろに音がしたか」をメモするだけで、判定の精度は大きく上がります。スマートフォンのメモで十分です。

時間帯による判定。日没直後の18時から20時はコウモリ、20時から24時はイタチやハクビシン、深夜0時から4時はネズミ、昼間の10時から16時に聞こえるならアライグマの可能性がある

日没直後に始まるならコウモリ

コウモリは日が沈むと同時にねぐらを出て、餌を求めて飛び立ちます。そのため、音が始まる時刻はほぼ毎日一定です。

季節によって日没時刻は動きますが、それに合わせて音の始まりもずれていきます。この規則正しさは、他の動物には見られない特徴です。

深夜に断続的ならネズミ

ネズミは夜行性で、家族が寝静まった深夜に活動が活発になります。ずっと鳴り続けるというより、動いては止まりを繰り返す断続的な音になりがちです。

もっとも、家のなかが静かになる時間帯だから気づきやすいという面もあります。実際には夕方から活動している場合も少なくありません。

昼間も聞こえるならアライグマの可能性

基本的に、天井裏の動物はどれも夜行性です。ですから昼間にもはっきりと音がする場合、アライグマの可能性が一段上がります。昼に動く個体が比較的多く、子育ての時期はとくに活発になるためです。

ただし、繁殖期はどの動物も昼夜を問わず動きます。時間帯は「候補を絞る材料のひとつ」として扱い、これだけで決めつけないでください。

音だけで断定しないための3つの裏付け

ここが、この記事でもっともお伝えしたい部分です。音の擬音は聞く人によって表現が変わるため、それ単独では根拠として弱いのが実情です。同じ音を「カサカサ」と表現する人もいれば「ガサガサ」と書く人もいます。

音以外に確認すべき3つの裏付け。糞の大きさと形、臭いの強さと質、侵入口の大きさ。音を含めて2つ以上が一致してはじめて絞り込める

糞の大きさと形を照合する

もっとも確実な手がかりが糞です。ネズミの糞は6mmから20mm程度の粒状で、散らばって落ちているのが特徴です。一方、ハクビシンやアライグマは5cm以上の太い糞を、決まった場所にためる習性があります。

屋外の軒下や敷地内で見つかることもあるため、天井裏に上がらなくても確認できるでしょう。見つけたら写真を撮っておくと、業者に相談する際の判断材料になります

臭いの強さを確かめる

イタチは肉食寄りの食性に加えて肛門腺からの分泌液があるため、悪臭がきわめて強いという特徴を持ちます。居室にいても分かるほど臭う場合は、イタチを候補の上位に置いてよいでしょう。

ネズミの場合は、ツンとしたアンモニア臭が中心です。「なんとなく部屋が臭う」という程度の違和感から始まることが多いでしょう。

侵入口の大きさから逆算する

動物ごとに、通り抜けるために必要な開口の大きさが違います。ネズミは1.5cm程度、コウモリは1cmから2cm、ハクビシンは8cm前後、アライグマは10cm以上が目安です。

家の周囲を一周して、明らかな穴や隙間が見つかるなら、その大きさが有力な手がかりになります。大きな開口がどこにも見当たらないのに重い足音がする場合は、見落としている経路があると考えてください

2つ以上が一致してはじめて絞り込める

音、糞、臭い、侵入口。このうち音を含めて2つ以上が同じ動物を指しているなら、判断の精度はかなり高くなります。逆に、音の印象だけを頼りに市販品を買うのは遠回りになりがちです。

現地調査を無料で行う業者であれば、この照合作業をプロの目で代行してくれます。費用をかけずに正体だけ確認するという使い方もできます。


選択しない場合は害獣プロガードを表示しています。

提供:害獣プロガード(PR)

まずは無料で相談してみる

  • 現地調査・お見積り0円
  • 24時間365日受付・最短30分で対応
  • 初回のお見積りから追加費用なし

害獣プロガードに無料で相談する(現地調査も0円)

対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山です。

その音、動物ではないかもしれない

意外に見落とされがちですが、天井から聞こえる音のすべてが動物とは限りません。動物以外の原因を先に消しておくと、無駄な出費を避けられます

動物ではない音との切り分け。家鳴りはパキッと単発で移動しない。配管や給湯の音は使用した直後に鳴る。風や金具の音は強風の日だけ聞こえる。動物の音は移動して連続する

家鳴りとの違い

木造住宅では、建材が温度や湿度の変化で伸び縮みし、パキッ、ミシッという音を出します。これが家鳴りです。気温が下がる夕方や明け方に起こりやすい傾向があります。

見分け方は単純で、家鳴りは単発で終わり、音が移動しません。動物であれば、音が天井を横切っていくように感じられます。

配管や設備の作動音

給湯器を使った直後、あるいはトイレを流したあとにゴボゴボ、コンという音がするなら、配管や設備側の可能性が高いでしょう。水を使うタイミングと音のタイミングが連動するかどうかを確かめてください。

マンションや集合住宅では、上階の生活音が天井裏を伝わってくることもあります。時間帯と生活パターンを照らし合わせてみるとよいでしょう。

風で揺れる金具やアンテナ

風の強い日にだけカタカタと不規則な音がするなら、アンテナや板金、雨どいの固定金具がゆるんでいる可能性を疑ってください。無風の日にも鳴るかどうかが判断の分かれ目です。

これらは動物とは対処法がまったく別ものです。屋根まわりの点検が必要なので、住宅の修繕業者にご相談ください。

動物と切り分ける聞き分け方

整理すると、動物の音には3つの特徴があります。音が移動すること、連続して続くこと、そして毎日ほぼ同じ時刻に始まることです。

この3つがそろっているなら、動物と考えて対処を進めてよいでしょう。ひとつも当てはまらないなら、まず住宅側の原因を確認してみてください。

確認するときにやってはいけないこと

正体を確かめたい気持ちは分かりますが、天井裏は一般の方が安全に作業できる場所ではありません。次の4つは避けてください。

確認するときにやってはいけない4つの行動。点検口から顔を出して覗き込む、いきなり殺鼠剤や燻煙剤を使う、素手で糞に触れる、追い払おうとして刺激する

点検口から顔を出して覗き込む

もっとも危険なのがこれです。至近距離で相手と目が合えば、咬まれる可能性があります。加えて、堆積した糞が乾いて粉じんになっており、顔を出した瞬間に吸い込むことになります。

どうしても確認したい場合は、点検口を少し開けてスマートフォンで撮影する程度にとどめ、顔は入れないでください。

いきなり殺鼠剤や燻煙剤を使う

正体が分からないうちに薬剤を使うのは避けましょう。相手が違えば効きませんし、逃げ場を失った個体が壁の中で死ぬと、悪臭とダニの発生源になり、事態が悪化します

壁の内部で死んだ個体を取り出すには、壁を開ける工事が必要になる場合もあります。順序としては、正体の確認が先です。

素手で糞に触れる

糞を確認すること自体は有効ですが、素手で触るのは避けてください。使い捨ての手袋とマスクを着け、乾いた糞を舞い上げないよう消毒液で湿らせてから扱います。

追い払おうとして刺激する

棒でつついたり大きな音を立てたりして追い出そうとすると、驚いた動物が威嚇や反撃に出ることがあります。とくにアライグマは体格があり、無理に近づくのは危険です。

距離を取って観察し、記録を残す。ここまでが、ご自身でできる範囲だと考えてください。

正体が分かったら法律を確認する

動物が特定できたら、次に確認すべきは法律です。相手によっては、自分で捕まえた時点で違法になります。ここを知らないまま罠を仕掛けてしまう方も実際にいらっしゃいました。

ネズミ以外は無許可の捕獲が違法

環境省によれば、鳥獣保護管理法における「鳥獣」は鳥類または哺乳類に属する野生動物と定義されています。平成14年の法改正でネズミ・モグラ類も概念に含まれることとなりましたが、いえねずみ類3種については法第80条の規定により対象外とされています。

つまり、家に住み着くネズミは法の対象外である一方、イタチ、ハクビシン、コウモリは保護対象にあたり、無許可の捕獲や殺傷は認められません。アライグマは特定外来生物として、さらに外来生物法の規制も受けます。

追い出しと封鎖は自分でもできる

捕獲は制限されていますが、追い出すことと侵入口を塞ぐことは規制の対象外です。忌避剤で出ていってもらい、開口部を金網やパテで封鎖するという流れであれば、ご自身でも取り組めます。

ただし、追い出しに成功しても侵入口が残っていれば数日で戻ってきます。封鎖までをひとつの作業として考えてください。

業者なら許可を持って対応できる

専門業者は必要な許可や資格を備えているため、法に触れることなく捕獲まで対応できます。加えて、天井裏の高所作業や粉じん対策の装備も整っています。

現地調査と見積りを無料で行う業者を選べば、正体の特定だけを依頼して、金額を見てから判断するという進め方も可能です。

提供:害獣プロガード(PR)

まずは無料で相談してみる

被害の範囲や修繕の要否で費用は大きく変わります。電話でもメールでも、状況を伝えるところから始められます。

  • 現地調査・お見積り0円
  • 24時間365日受付・最短30分で対応
  • 初回のお見積りから追加費用なし

害獣プロガードに無料で相談する(現地調査も0円)

対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山です。

よくある質問

音がしなくなりました。もう大丈夫でしょうか。

安心するのは早いかもしれません。出産のために一時的に静かになる時期や、季節によって活動が落ちる時期があります。糞や臭いが残っていないかを確認し、侵入口が開いたままなら塞いでおくことをおすすめします。

足音の大きさで、動物の数は分かりますか。

おおよその見当はつきますが、正確には分かりません。天井の構造によって音の響き方が変わるためです。複数の方向から同時に音が聞こえる場合は、複数の個体がいると考えてよいでしょう。

スマートフォンで録音すれば特定できますか。

判断材料としては有効です。時刻が自動で記録され、音の質もあとから聞き返せます。業者に相談する際に録音を聞いてもらえば、話が早く進むことがあります。

賃貸住宅の場合、誰に相談すればよいですか。

まず管理会社か大家さんに連絡してください。建物の構造に関わる問題であり、封鎖工事には所有者の判断が必要になります。自己判断で業者を手配する前に、一報を入れておくと後のやり取りがスムーズです。

まとめ

天井裏の足音は、音の重さと聞こえる時間帯という2つの軸で絞り込めます。軽い音で深夜ならネズミ、素早く走り回るならイタチやテン、重く歩くならハクビシンやアライグマ、日没直後の羽音ならコウモリという整理です。

ただし、音の印象だけで決めつけないでください。糞の大きさ、臭いの質、侵入口の広さという裏付けを重ね、2つ以上が一致してはじめて絞り込めたと考えるのが安全です。家鳴りや配管の音という可能性も、先に消しておきましょう。

そして、正体が分かったら法律の確認が必要になります。家に住み着くネズミは鳥獣保護管理法の対象外ですが、イタチやハクビシン、コウモリは保護対象で、無許可の捕獲は認められていません。

天井裏に上がって覗き込むのは、咬まれる危険と粉じんを吸い込む危険を伴います。音の記録を手元にそろえたら、あとはプロに任せるのが結果的に早くて安全です。現地調査と見積りが無料の業者であれば、まず正体を確かめるだけなら費用はかかりません。